長い時間をかけて育まれてきた野菜たちは、近年、その機能性から、流行の最先端をゆく食品として注目されています。

Bejoがお届けする野菜の品種は、農業形質に優れるだけでなく、食味や色彩のバリエーションが豊かで、栽培技術や食品加工技術に革新をもたらすだけでなく、野菜の楽しみ方を広げてゆきます。BejoはCoolwrapやTasti-Lee®などの革新的なコンセプトやブランドのご提案を通して、生鮮野菜の生産から加工、楽しみ方に至るまで、それぞれの場面で可能性を広げてまいります。

野菜生産者の皆様に寄り添い、食品加工会社、青果流通業者、スーパーマーケット業界の皆様との密な連携により、我々はフード・チェーンに関わる皆様のニーズを的確につかみ、付加価値をもたらすユニークな品種群として具現化していきます。Bejoのグループ本社(オランダ)には、世界的なグループ企業のネットワークと強固な販売・流通網を通じて、それぞれの地域の様々な作物に関する最新のマーケット・トレンドや日々変化してゆくニーズに関する情報がフィードバックされています。

Coolwrap concept logo

クールラップ

“巻いて”楽しめるキャベツ

クールラップのコンセプトは、マイルドな味わいを持つキャベツ品種の葉をシートに見立てて料理に使うというものです。巻き寿司の海苔の代わりやヘルシーなサンドイッチの具材としても使うことができます。

Cool_Carrot_Candy
スナックキャロット
様々な色と味わいでヘルシースナック業界に新しい風を

近年、野菜をおやつ感覚で楽しむヘルシースナックが人気を集めています。スナックキャロットなら、いつでもどこでも美味しいニンジンが楽しめます。RainbowやIbiza、Nerja、Mokum、Namdal、InterceptorといったBejoの品種は、これまでの品種に比べて色や味わいが一味違う、まさにスナックキャロットにぴったりのニンジンです。

Eating_Carrot
Delicioni concept logo

デリシオニ

フレッシュオニオン

おなじみの貯蔵用タマネギや長ネギの常識を覆し、フレッシュな感覚で楽しめるデリシオニ。新たな楽しさがますます広がります。

新鮮なタマネギには、ジューシーで力強い香りがあります。また葉鞘の部分は見た目に美しいだけではなく、実は大変味わい深いのです。さらにデリシオニは、鱗茎(球の部分)から葉鞘、葉先にかけての色のグラデーションが大変美しく、その若々しい美しさは、ディナーで登場するお皿の上でも、スーパーに並ぶ棚の上でも目を惹きます。ジュージーで歯触りがよく、力強い風味をサラダやグリルで、ぜひお楽しみください。

Delicioni op de Fruit Logistica
Kohrispy concept logo

コリスピー

スティックコールラビ

ドイツで特に人気が高いコールラビ。ビタミンCや抗酸化物質を多く含み、現代の健康志向に見事にマッチした野菜です。コールラビといえば茹でて食べるというのが、これまでの常識でした。

「美味しくてヘルシーを手軽に」のコンセプトのもと、BejoはKonanや紫色のKolibriのような、そのまま食べても美味しい、新しい品種を開発してきました。ジューシーで食感がよく、メロンのような香りと優しい甘味が特徴です。コールラビはカットしても変色しないので、我々が提案しているスナック・スティックのようなカット野菜や惣菜にぴったりなのです。

Koolrabi sticks - Kohrispy
Kruncherry

クランチェリー

スティックセルリー

一部の国や地域では、スティックセルリーはスーパーマーケットで必ず売られているポピュラーなアイテムです。スティックセルリーに適した、長い茎を持つ新しい品種の導入が注目を集めています。例えば、長く滑らかな茎を持つBaladaは、スティックセルリーの加工に非常に適した品種と言えます。

もちろん食味や風味も優れているので、どこの部位でも様々なヘルシースナックにお使いいただけます。ピクニックのお供にスティックセルリー、といった新しいセルリーの楽しみ方がご提案できる品種なのです。

Eating_Celery

紫スプラウティング・ブロッコリー(茎ブロッコリー)

ユニークな「魅力」を持つこの野菜はどんな食事も華やかに演出します。

非常にヘルシーで、独特な味わいと見た目こそが、我々の紫茎ブロッコリーの特徴です。実はイノベーションアワード2012にノミネートされた実績もあります。

機能性物質であるグルコシノレートを豊富に含む紫茎ブロッコリーは、極めてヘルシーな野菜といえるでしょう。

Sprouting broccoli Santee

ボーレコール(ちじれ葉のケール)

カーリーケール、もしくはボーレコール(オランダ語の’Boerenkool’が語源)と呼ばれるこの野菜は、流行の最先端を走っています。一部の国では、カーリーケールといえばマッシュポテトに和えたり、ソーセージに添えたりするのが定番と決まっています。

実はこの野菜の持つイメージはここ数年で、革命的な変化を遂げました。それはカーリーケールの持つ高い栄養価が最近の消費者のトレンドにぴったりはまったからです。現在は主にサラダやスムージーなどに使われていますが、バーベキューでグリルして食べたり、パリパリのケールチップスにして楽しんだりと新しい食べ方も広がってきています。

種子性シャロット

シャロットはその上品な甘さとその特徴的なフレーバーで様々な料理に深みを与えます。さらに、シャロットに豊富に含まれるビタミンA、B、C、Eを手軽に摂取できてしまうのです。フランスでは高級食材として広く知られていますが、その他の国においてはまだ認知度も低く、今後の普及が楽しみな野菜でもあります。

Bejoは、シャロット生産者の皆様に、健全性の高いシャロットの種子を提供することができます。ヨーロッパにおいては、通常の栄養繁殖性のシャロットと同様に種子性シャロットを出荷していただけます。

Scalogno Conservor

パープル・パワー ―紫色野菜からパワーをもらおう-

高い栄養価を持つ魅力的な野菜たち

紫色の野菜というのはその美しさのみならず、健康に役立つビタミンや抗酸化物質が豊富に含まれていることが特徴です。

例えば、紫茎ブロッコリー、Burgundy(BE 3047)は従来のブロッコリーの10倍以上の抗酸化物質を含んでいます。さらに、レッドビーツ Manzu やニンジン Purple Sun は私たちの健康をサポートするビタミンやミネラルの宝庫なのです。